毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーシップの問題の修復や、もっと幸せな二人になるためのご提案をさせていただいています。

担当は「池尾昌紀」「池尾千里」の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信しております。今週は、池尾千里が担当です。よろしくお願いします。


    

名古屋カウンセラーズフェスタ

メインテーマ『人生を変える8つのストーリー』


私・池尾千里も講演させていただきます。
「自分にマルをつけよう~人生を変える自己承認の力~」

日時:2015年11月22日(日)10:00~17:20

会場:(名駅)愛知県産業労働センター・ウインクあいち

交通:名古屋駅より徒歩5分

料金:¥3,240-

   ※出入り自由のフリーパスです。

   ※打ち上げへのご参加は別途割勘での精算となります。
   (飲食代3,000円程度)

   ※参加条件:18歳以上の方。ただし、2歳未満のお子様に限り、
    お一人まで無料でご参加頂けます。 


お申し込みは、こちらです>>>申込みフォーム

フェスタバナー

名古屋カウンセラーズフェスタ、今回もいろんな企画をご用意して、
皆さまのお越しを、カウンセラー一同、心よりお待ち申し上げております。


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テレビを観ていたら、「熟年離婚」になりやすい夫の態度について、興味深いことをやっていました。

若い頃は、なかなかのプレイボーイで、浮いた噂も数知れずだった夫。しかし、最近、仕事で出かける以外は、外にも出ず、テレビばかり観ている。しかし、家のことを手伝うわけでもなく、妻が外出するのを嫌がるようにもなってきた。妻にしてみたら、もううんざり。そんなお話でした。


この夫は、まだ仕事は現役でしたが、定年後に、毎日、家にいる夫にうんざりするという話は、珍しいものではありません。ずっと夫婦として添い遂げるつもりだったのに、「熟年離婚」に発展してしまう要因をたくさん含んでいる、夫婦の問題とは、いったい何なのでしょうか。

夫婦として、一緒に過ごした日々が長いだけ、深まる絆や、成熟した関係があり、定年後、それを踏まえて、さらに新しい関係へと移行することもできるはず・・ところが、妻にとっては「もううんざり」となってしまう原因を、今のうちから、解明しておくのは、よいのではないかと思ったのです。


「うんざり」「もうたくさん」「これ以上無理」


こんな台詞が出るということは、やりたくないことを、我慢して続けてきたのかもしれないし、そんなに嫌とも思わなかったことなのに、気が付けば、すっかり息が切れていたということかもしれません。


家事も、子育ても、ご近所つきあいも、何から何まで全部、妻がやってきた。夫は、仕事、仕事。夜も遅い。休日は疲れたと言って、寝てばかり、たまに出かける時は、おつきあいのゴルフ。こどものことを、相談しても、右から左。


そんなふうに、すれ違ったまま、長い時間を過ごしてきたふたり。

こどもが成長し、手が離れ、やがて、夫婦ふたりになった時「どうして、一緒にいるんだろう」と疑問が湧いてくるのも、当然のことかもしれません。こどもに手が掛かっているうちは、気付きにくかった夫婦のすれ違った距離をまざまざと見せつけられるといってもいいかもしれません。

こどものためにとがんばれた、家のこと、子育て。しかし、こどもが成長し、手が離れることで、夫のためだけに、家のことをこれまでのようにしていくモチベーションが、すっかり下がってしまったりするんですね。


そして、定年後、夫が日中も一緒にいるようになったらどうでしょう。


ずっと、何もかも一人でがんばってきた。辛いこともたくさんあった。助けてほしい時にも、夫がいなかったり、頼りにならなかったりしてきた過去は、妻の心にどんなものを残してきたのでしょう。


我慢、怒り、悲しさ、寂しさ、諦め・・


夫にわかって欲しかったことが、たくさんそのままになっていて、妻を今も苦しめていたとしたら。そして、長い間、そうであることに慣れてしまっているせいで、夫との間に横たわる、それらをどうすることもできずにいたとしたら、どうでしょうか。


「離婚」という文字が浮かぶというのも、不思議ではありません。


「夫婦」がぶつかったり、すれ違ったりすることは、避けることはできません。よい関係でいるためには、必要なことだとも言えるかと思います。ふたりの違う人間ですから、いくら結婚しているからといって、放っておけば、どんどん離れてしまうこともあるのです。


「夫婦」が、ある日突然、すれ違うわけではありません。少しずつ、少しずつ、我慢が積み重なり、言いたいことを飲み込んで、1日1日をやり過ごしていくうちに、です。


我慢をひとつ飲み込んだ時。

言いたいことをひとつ飲み込んだ時。


気がついてください。自分がそうしていることに。

そして、幾つも飲み込む前に、きちんと伝え、私が何をどう思っているのか、どうして欲しいと思っているのか、夫に知ってもらっておくのです。


「夫婦」が理解し合っていくには、必要な手間だと思います。


そして、子育てが大変だった、仕事が大変だった、とにかくふたりとも大変だったけれど、子育てが終わり、仕事が終わり、さあ、人生のご褒美をじっくり味わおう、そんな「熟年時代」を迎えたいですね。

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池尾千里の無料音源が配信中!
「すれ違うふたりの間にあるもの」

名古屋地区カウンセラー4名の
無料音源をお聞きいただけます。

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この「カップル・カウンセリング」のブログ連載では、男性心理を「池尾昌紀」が、女性心理を「池尾千里」が担当し、「男心」「女心」を解き明かしていきます。


合わせて「男心」「女心」を理解しあった二人が、どのように問題を乗り越えていけるのか、という事例を紹介しながら、恋愛・夫婦問題で悩んだり、恋人が欲しい!方へのアドバイスを発信していきます。


手っ取り早く「男女の心理が知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。

>>>「こんな時の『男心』『女心』がわからない!」シリーズへ


今後の「池尾昌紀」「池尾千里」の「カップル・カウンセラー」によります、男女関係改善のためのブログをどうぞご愛読いただけたらと思います。


今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。


次週、11月16日(月)は夫、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。


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