前回、
母親のコントロールや
過干渉のせいで、
なかなかこどもの頃の
母親と自分の間にある
力関係から抜け出せない。
そして、
自分が無力で、
愛されないものなんだと判断し、
大人になってからも、
その部分を強化していってしまう。
そんなお話を書きました。
母を越える・その1>>>
今日は、「反抗期」について、
書いてみようと思います。
中学、高校くらいになると、
思春期と呼ばれる時代に入ります。
はっきりと、入った、終わった、
というものではないのですが、
多感な時期に、
大人である「親」に対する思いが
大きく変化する時代です。
多くの場合は、
「反抗」という形で現れます。
あんなに大好きだったパパやママが
どんどん嫌いになっていきます。
嫌いどころか、
異性の親には、
嫌悪感を感じたりもしますから、
距離を取りたくなります。
母のお腹の中にいた頃の
一体感からすれば、
人生初の「遠距離」の
関係になるわけです。
コントロールされることも
我慢できませんから、断固拒否!
いい子でいられなくなり、
悪い態度になります。
口を開けば、
親子喧嘩になるでしょう。
溢れる若いエネルギーを
伴いますから、
盗んだバイクで、
走り出してしまうのもこの時代です。
ところが、
この時代にも、
母親のコントロールが強いと
うまく「反抗期」ができません。
母親が、病気や
何かの事情で、
非常に弱ってしまっていた場合も、
似たようなことが起こります。
こどもである私が、
「反抗」しそびれてしまうのです。
「思春期」の反抗は、
実際には、大人の手前で、
まだこどもといってもいい時代ですから、
沸き起こる「反抗心」の中には、
純粋な「甘え」も入っています。
私、無茶言ってるな、と
思ったとしても、
そこに罪悪感を感じるとか、
そうするべきじゃない、
というような気持ちは、
少なくて済みます。
自分の感情や気持ちを
そのままぶつけてしまえるんですね。
これは、幼いこどもであるからこそ、
できるふるまいであるとも言えます。
そこには、
親というのは、
そのくらいしても、
大丈夫なものだ、とか、
私を嫌いになることはないだろう。
そういう「信頼」があるからです。
母を越える・その3へ つづく>>>
池尾千里
名古屋イベントご案内***
根本裕幸トレーナー・1DAYワークショップ 今回でラストです!
日時:3月29日(日)10:00~20:00
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