こんにちは、寒さの厳しい2月ですね。

なのに我が街は、今年、意外と雪が降らず、

こども達は、雪合戦に飢えているもよう。


雪合戦させてあげたいような、

雪がたくさん降ると、

いろいろ大変だから、

降って欲しくないような・・

大人って、めんどくさいですね(笑)


さて、今日は、「多面体」なお話しです。

物事には、いろんな側面があるものですが、

最初から、それと理解するのは、

なかなか難しいものです。


例えば、Aさんが、ひどく怒っていて、

Bさんが、しくしく泣いていたら。


このように、何も情報がない場合、Aさんが何かひどいことを、

Bさんにしたのでは?という理解を、周囲はしてしまいます。


ところが、実は、Aさんが、Bさんに怒っていたのは、

Bさんが「何の役にも立たない私なんか、いないほうがマシ。」

と言ったのを聞いて、「何を言っているんだ」と叱咤して、

Bさん、実は、嬉しくて泣いていたのです。


最初、それと理解したものとは、

実は、真逆であったことになります。


大人になった私たちなら、

情報を集めて、客観的に分析することが出来ます。

「なーんだ、そうだったの」と

理解することが可能です。


しかし、時折、大人であっても、

情報を集めても、

客観的に分析しても、

あれこれ、いろんな解釈が出てきたり、

考えや思いが出てきたりします。


では、これが、小さな、

まだ、未熟なこどもであったなら、

いったい、その出来事を

どのくらい理解できるでしょうか。


情報を集めることも、

客観的な目も

分析も

十分に出来るはずがありません。


Aさん、Bさんが、お父さん、お母さんだったなら、

「お父さんが、お母さんに、ひどいことをした」

とインプットされ、その情報は、

ただそのまま、こどもの記憶に残ることになるでしょう。


「誤解」


こどもが理解する範囲には、

たくさんの「誤解」が発生してしまいます。

そのせいで感じる、痛みがたくさんあります。


それを抱えたまま、大人になり、

人生を歩いていくのは、とても大変なことです。


大人になった私たちが、

もっと多くの情報や

客観的な目や

分析をすることで、

成熟した理解というものが出来ます。


その時の、お父さん、お母さん、

そして、二人の状況が、どんなふうであったか、

大人になった私たちが理解出来ること。


それは、過ぎ去った過去であっても、

今の私たちが捉える「過去」の感じ方を

書き換えるきっかけになります。


今の私が、どう感じるか。

それが、とても大切です。


今の私が、楽に、幸せに向かって

生きていくために

小さかったこどもの「誤解」を

解いてあげる。


物事が「多面体」であり、

もしかしたら、たくさんある面の

ほんの1部分しか、小さい私には

見えていなかったのかもしれません。


いろいろな問題が浮上して、

今が、窮屈になっていたら、

それは、もしかしたら、

小さい私の「誤解」のせいなのかもしれません。


お役に立てましたら、
うれしいです。
それでは、また。


池尾千里



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